亀岡にお住まいの友達とメールのやり取りにて
久しぶりにお食事に行く約束を…友達が以前から行きたいと言っていた「普茶料理」のお店「閑臥菴」へ…黄檗宗の禅寺にて精進料理をいただきに…京都駅で待ち合わせて地下鉄にて鞍馬口駅まで
そこから歩いて5分程で到着…「江戸時代に黄檗宗に帰依した後水尾天皇が命名され開かれたお寺」…
入り口は竜宮門…白い漆喰で下はアーチ、上には木造建築…中国風の佇まい
駒札
門をくぐり参道の突き当りには
本殿が見えますが…先ずは少し奥へと進み左側のお食事処へと…
予約をしていました普茶料理をいただくことに…江戸時代初期
黄檗宗の伝来とともに日本に伝わった精進料理だとか…
お食事処の入口・玄関
スタッフの方に予約席へご案内していただき…窓からは
お庭の見える個室・障子からは廊下が見えて 人の動きが…縁側からは紅く色づいた木々が…「美しい景色~」…
「普茶料理」って もともと「茶礼の後に謝礼でいただく
ご馳走」だそうです。
だからかな… 最初に「お薄と干菓子」を出されました…
精進料理では 肉や魚に卵
そして牛乳にバターなど 動物性食品は使わず植物性食品のみで作られる。
お料理が運ばれてきて吃驚…一度に?…「野菜の煮合わせ・揚げ物・梅干しの揚げ物」が…
それぞれ薄味で美味…天ぷらには驚き「蘭の花や林檎」が「珍しい初めて~」…
中でも梅干しの揚げ物は酸味を抜き 甘辛く煮て天ぷらにして餡かけに…「美味しくて もう一つ食べたい~」と…
その次からは 少しゆっくり間隔にて一品づつ順に…
抹茶味の「胡麻豆腐」…野菜の餡かけの「くず引き」…
小松菜の胡麻和えと生麩の辛し和えの「お浸し」…
一番吃驚したのは
サツマイモのペーストを丸めて抹茶白髪素麺を短くして刺して揚げた「栗もどき」…見た目も素晴らしい!味も凄く美味しい!
お口直しかな?餡かけでさっぱりとした味の「湯葉」…
大根と思えば 晒したジャガイモとお聞きして驚き…初めていただく酢の物…
最後に「おつゆと香の物と御飯」柿とマスカット「果物」が…
沢山いただきましたが どれもが 手の込んだ 体にやさしいお料理…見た目も美しく
美味しくて元気をいただき大満足…春には
再び寄せていただきたいと思います…スタッフの方も親切で感じが良かったです。
食後にはスタッフの方に「お寺の見学をどうぞ」と…拝見させていただくことに…
お食事処を出て本堂に向かって参道を…木々が紅く色づき綺麗…
本堂へと…上がらせていただき 見上げますと天井に私の好きな龍図が描かれている…友達が「天井は写真撮影OK…写せば」と…「嬉しい」と言いながらパチリ…
ゆっくりと拝見させていただき…天井の龍図にに後ろ髪を引かれながら後に…
出口に向かうと「鎮宅堂」が…鎮宅霊符神
(陰陽道最高の神)を祀る…貴船の奥の院に祀られていたのを
この地に…方除け・魔除けの神として…
出口ち近くには中国五百羅漢石像が…
今日は美味しくて珍しいお料理・お寺の拝観と「最高に良かった~」…
季節が変わるごとに訪れたい…