並河靖之七宝記念館(邸宅跡)…明治の建てられた表屋造りの町屋…自宅兼工房…有形文化財
最初に展示物を拝見…有線七宝は金、銀、銅など金属を胎に銀を細かくテープ状にした物を輪郭線として釉薬をのせて研磨したもの…超絶技巧の緻密な細工…花鳥風月のモチーフ…
花瓶、一輪挿し、香炉、香合、キセル、煙草等々の作品が展示…繊細な模様が…どの作品も素晴らしく美しい(撮影禁止ですが、ネットでご覧いただけます)…
庭園は七代目 小川治兵衛作庭(京都市指定名名所勝)…琵琶湖疏水から水を引いて造られた池が縁側の下まで…鯉が優雅に泳いでいて…
手水鉢、灯籠…景石など石に拘りが…
縁側には、硝子障子が…鴨居も高く…硝子が波打っているので景色が揺らいで見え…温かみを感じて魅力が…
帰りには台所を拝見…天井が吹き抜け、梁が凄い…光を取り込む天窓…「はしり」がタイル…懐かしい~
静かで ゆっくりとさせていただけ…癒されます…紅葉の頃に再び来館したいと…
帰りには、並河靖之七宝記念館の近くのお店「京とみ」にて昼食を…天ぷらのお店ですが、錦糸鰻丼をいただきました…あっさりとして食べやすく美味でした。