2018年6月20日水曜日

並河靖之七宝記念館

友達と町並みをぶらりとする予定が…生憎の雨…「並河靖之七宝記念館」へ行くことに…明治から大正にかけて京都中心に活躍された日本を代表する七宝家…
並河靖之七宝記念館(邸宅跡)…明治の建てられた表屋造りの町屋…自宅兼工房…有形文化財
最初に展示物を拝見…有線七宝は金、銀、銅など金属を胎に銀を細かくテープ状にした物を輪郭線として釉薬をのせて研磨したもの…超絶技巧の緻密な細工…花鳥風月のモチーフ…
花瓶、一輪挿し、香炉、香合、キセル、煙草等々の作品が展示…繊細な模様が…どの作品も素晴らしく美しい(撮影禁止ですが、ネットでご覧いただけます)…

庭園は七代目 小川治兵衛作庭(京都市指定名名所勝)…琵琶湖疏水から水を引いて造られた池が縁側の下まで…鯉が優雅に泳いでいて…
手水鉢、灯籠…景石など石に拘りが…
縁側には、硝子障子が…鴨居も高く…硝子が波打っているので景色が揺らいで見え…温かみを感じて魅力が…
帰りには台所を拝見…天井が吹き抜け、梁が凄い…光を取り込む天窓…「はしり」がタイル…懐かしい~
静かで ゆっくりとさせていただけ…癒されます…紅葉の頃に再び来館したいと…

帰りには、並河靖之七宝記念館の近くのお店「京とみ」にて昼食を…天ぷらのお店ですが、錦糸鰻丼をいただきました…あっさりとして食べやすく美味でした。