2022年5月21日土曜日

「桂離宮」へ…庭園の美しさを堪能

先日 嵐山へ ご一緒した友と職場にて 色々と話をしていて…「桂離宮へ 行きたいね
うん、行こうよ」と即 決まって…暑くなく雨の降らない都合良い日を選んで…

阪急桂駅で待ち合わせ… 京都バスに乗り「桂離宮前」で降りて…数分歩いて入口まで…
うわぁ きれい~」と思わず声が…広くて手入れされた庭園を見ながら受付へ…

手続きを済ませて参観者出入口へと…案内時間まで参観者休所にて…その間に売店で素敵な懐紙を記念に買って…

案内時間が来ますと 同じグループの方々と ご一緒に…係りの方が御幸道から順に説明をして下さり…

御幸道」に敷かれている小石を霰に見立てて「霰こぼし」と呼ばれているそうです…平らな面を路面になるように敷き詰められている。
御幸門」は後水尾天皇をお迎えするために造られた門…茅葺切妻屋根柱と桁には アベマキの木の皮付きが使われています…

外腰掛」は「松琴亭」の待合室…茅葺寄棟造り…腰掛の横には砂雪穏…前には蘇鉄山が…

州浜」には 石が敷き詰められ先端には可愛いらしい岬灯籠が…前方には「茅葺入母屋造の松琴亭」が…石切り反り橋でつながられています…

松琴亭」の一間床と襖は 市松模様…白と青の和紙が…

少し進んで茅葺切屋根の「賞花亭」へ…苑内で最も高い位置に…

園林堂」へと進み…本瓦葺方形造の持仏堂…かっては観音像・細川幽斉像が祀られ…宮家の代々の位碑が安置されていたらしく…現在は建物だけ残っているとか…

そして「笑意軒」へと…茅葺寄棟造の母屋杮葺の庇…桂離宮の茶亭の中では最も大きい…

更に進んで「月波楼」へ…観月のための茶亭…池に映る月を鑑賞されたそうです

書院」ですが、現在杮葺き屋根の葺替や漆喰壁の塗替、建具などの修理中です…

書院」から張り出した竹すの子張りの「月見台」…前の池に映る月を鑑賞されたとか…「凄い美しい景色…爽やかな空気」と…

最後に「住吉の松」を…お庭全体を見せない役割をしているため「衝立松」とも呼ばれている

拝観が終わり 参加者出口へ…桂離宮の出口までの竹の垣根「穂垣」が…帰り道に反対側を拝見…竹の葉が…

若い女性の方が とても上手に説明をして下さって「ほんと、ありがとうございました」の気持ちで…桂離宮を後に…

遅がけの昼食 歩いて数分の中村軒へ…夏場だけの「そうめんセット」をいただき 食後には名物「麦代餅」を…美味しかった~
その後、阪急桂駅まで歩いて…喫茶店に入りコーヒーをいただきながら他愛無い会話を楽しみ…それぞれ家路と…充実した楽しい1日が過ごせて 友に感謝!