2024年1月30日火曜日

有職京料理「西陣魚新」にてランチ

毎月一回 ご一緒にランチをしていました友達とコロナ禍の関係でとびとびになり 今回は八カ月ぶりに遅がけの新年会を…以前から伺いたいと思っていた老舗 有職京料理「西陣魚新」さんへ…千本今出川にて待ち合わせ…浄福寺通りに向かって 歩いて10分足らずにてお店に…


とても「 風情を感じる佇まい」と思いながら店内へと…

玄関に入らせていただきますと上がり框…正面には刺繡にて風景を施された衝立…「歴史と伝統を感じる」と思いながら上がらせていただき…

衝立の奥には、素敵な坪庭が「京町家やなあ~」と…

そして、スタッフの方に予約のお部屋へ… 「落ち着いてお食事がいただけそう」と

お料理は「手提げ重箱」にて…先付・造り・焼きも・煮物・揚げ物・酢の物・御飯が…蓋がトレイでして 下の引き出しに塩ポン酢・醬油・塩とお箸・スプーンが…
最初は、スタッフの方が 説明を兼ねてセットしてくださり… 「後の順はご自由に」と…
       
先ずは 先付の胡麻豆腐の餡かけを…胡麻の味が口の中で広がりとろりとしたお出しが…美味しい        

続いて、お造りを…鮪・烏賊は醬油にて 鯛は塩ポン酢…凄く新鮮!初めていただく塩ポン酢の美味しいさにビックリ!…「この味 恋しくなりそうね」…

そして、焼き物を…えっ!お多福に鬼(人参)下に巻き寿司が…「そうか、明々後日 節分だから」「すご~い!…ね」と チョッピリ眺め…「福が来ますように」と願って口へと

次に煮物を…里芋や堀川牛蒡など素材を味が…薄味で美味しい...

スタッフの方が京名物の「今出川豆腐」を運んできて下さり「温かい内にどうぞ…」豆腐は下に入っていますからしをよく混ぜて食べて下さい」と…
豆腐の上には胡桃と 和からしが…お出汁は 餡かけに…「からしが効いて美味しいなあ」「けど ボリュームが…」「お腹膨れて…」と…

その後に揚物…「お腹いっぱい~だけど…」「半分だけでも」と言いながら…衣がカラッと食感がサクサク…油ぽっくなく素材の味が…「凄く美味しい…ね!」「流石やね」と…

そして、酢の物を…「さっぱりとした味ね」口中がスッとするね」と…
 
食事の最後は、ちらし寿司・香の物…「美味しそうだけどおなかで食べられない~」…スタッフの方にお伝えすれば、揚物と共に持ち帰れるように入れ物に綺麗に詰めてくださいました。

デザートは別腹?…「シャーベットが冷たく口当たりがよく美味しいね」「オレンジも甘いね」と…

帰り際には、スタッフの方が「二階へどうぞ」と…大広間には、貴重な品々が展示…ゆっくりと拝見させていただき感動しました。

お料理は どれも手の込んだ絶品、盛付は美しく…スタッフの方は親切で気さく…とても雰囲気が良い中で 遅ればせながらの新年会 最高でした。四季折々の旬の味を…再び寄せていただきたいと思いながら後に…

帰りには、いつものコース、喫茶店にて…他愛無い話を楽しみ 良きひと時を…

2024年1月19日金曜日

「京博のお正月」…京都国立博物館へ…

 京都国立博物館へ「京博のお正月」の拝観に…「辰づくし・干支を愛でる」「泉穴師神社」「弥生時代青銅の祀り」…龍の展示物を拝見したくて…


最初に辰づくし干支を愛でるの鑑賞に…期待しながらルンルン気分で展示会場へ

龍は中国から伝わった架空の生き物、五本指の龍は最高位…昔 描くのは中国帝国のみ許されて 日本では三本指、現在は五本指でも描かれている…そのことを知ってから 展示物を拝見する時は 一番に目が行ってしまう…

鮮やかな色の服 綴織の龍袍が…青銅の鏡や古代の瓦などに龍の模様…絵巻・屛風が…心弾ませる…中でも、紙本金地 龍虎図 狩野山楽筆 六曲一双屛風(京都 妙心寺)・紙本墨画竜虎図 画家 単庵智伝筆 六曲屛風(慈法院)の前では食い入るように拝見、離れづらい…

十二支の中で辰(龍)だけが架空の生き物麒麟・鳳凰・霊亀もチョッピリ興味が…後ろ髪引かれながら…


そして、弥生時代青銅の祀りの展示会場へ

展示室に入れば銅鐸(銅の鐘)・銅剣(武器)・銅矛(祀りの道具)・銅戈(武器)などが  ずらりと… それぞれ 数多くきれいに並べられ…石器(縄文時代)から 青銅器・鉄器(弥生時代)へと変化…

きれいなグリーン?色」と思いながら拝見…でも、金色だったとか…土で作った型に溶かした青銅を流し固め最後に土の方を壊したて金属を取り出す技法で作られていたそうです。
銅鐸ですが 放し飼いしている牛(家畜)を見失わないようにするための首に付けるベル…日本に伝わった時は,、家畜として牛を飼う文化はなく…儀式で使用する楽器や祭祀用の飾り物に使い道が変わっていき 見かけ重視になって 大きさや装飾に変化が…
銅戈(武器)は長い柄に取り付けて横から敵の首を狙う武器で弥生時代に伝わってきたらしい…

最後に泉穴師神社の神像の展示会場へ

大阪府泉大津市にある7世紀(平安初期)創建…歴史のある神社で「天忍穂耳命坐像(アメノオシホミミノミコト)」と「袴幡千々姫命坐像(タクハタチチヒメノミコト)」の夫婦二柱…「男神坐像(ダンシンザゾウ)」1体、「女神坐像(メガミザゾウ)」5体、「男女の神像」が75体の83体の神像 ヒノキの一本造りが安置されています…その内 80体が平安から鎌倉時代の制作… 重要文化財に指定されているそうです。塵や埃が付着  色が剝げ損傷が進み4年かけて修理され…修理完成記念として特別展示を…

今回の公開されていますのは 26体でした…姿、形、大きさは色々…「どこを修理されたのかなあ」と拝見させていただきましたが 分からなくて きれいでした。

ゆっくりと拝見させていただき「歴史ある泉穴師神社に行ってみたいなあ」と思いながら後に…

「今日は 充実した時間が過ごせて満足」と…会場から出て 風景を見ながら深呼吸…「気持ちいい~」…遠くに京都タワーが…

京都タワーをちょっぴりアップして

次回の展示、「お雛様を見に来ようかなあ」と思いながら家路へ…


2024年1月9日火曜日

恵比寿神社へ…「京のえびっさん」と親しまれて…

今日は宵えびす…「日本三大ゑびす」の一つ「京のえびっさん」と呼ばれ 親しまれている「京都恵比寿神社」へ…「商売繫盛 笹もってこい~♪」…「笹持ってきたら商売繫盛させてあげるよ」…「商売繫盛したら笹もって来年はお礼参りに またおいで」との意味合いがあるらしい…京ことばで笹は酒…「商売が繫盛したら酒を持ってこい 祝うじゃないか」と …他にも言われがあるそうです…

建仁2年(1202年)栄西禅師(臨済宗の祖)が建仁寺を建立する際、恵比寿神社を勧請し鎮守社として境内に創建…明治元年(1868年)神仏分離令により建仁寺と分けられたそうです。

二の鳥居を見上げますとゑびす様の「顔と福箕」があります…福箕にお賽銭を投げ入れることができましたら願いが叶うと言われています…十日ゑびすの間は混雑するので布を被せてあるそうです。

先ずは参拝を…拝殿に向かい手を合わせて以前は その後「横参り」…左横へと進み 拝殿奥の「えびす様」が鎮座されてます本殿横へと…えびす様は高齢にて耳が遠くなられており 拝殿の鈴の音に気付かないこともあるので 格子をトントンと叩いて知らせ…本殿横に窓口がありノックするように優しく えびす様の肩をたいてお詣りを…コロナ禍から「横参り」は 中止されてます。

神殿には 水産業界の繁栄を祈願して業者さんが奉納された大きなマグロが供えらていました…
そして 福笹をいただきました

「宵えびす」でも沢山の人出が…明日の「本えびす」は凄いんだろうな~と思いながらお参りを…

2024年1月7日日曜日

七日正月...大原野神社へお詣り

日正月の今日 初詣に…年末から体調を崩して寝正月…元旦には行くことが出来ず…七日までがお正月(松の内)なので行かなくてはと…近くの「大原野神社」へ…

扁額                       駒札

一の鳥居を潜り階段を上がりますと二の鳥居が、潜り参道を進みますと 三の鳥居があり 潜り少し進めば 正面に本殿が… 先ずは、本殿に向かって…

  本殿に手を合わせて…「厄を払い一年の無病息災を」…本殿の左右には「駒鹿」…祀られています春日神の使いが鹿なので「神鹿」とも言われています。

お詣りの後、境内の「鯉沢の池」を…奈良の「猿沢の池」に似せて作られたとか…美しくて  空気が良くて 気持ちが良い~…

風景を拝見しながら 「紅葉の頃 きれいだろうなあ~…秋には来よう」と思いながら帰路へと…